2011年3月17日木曜日

シリコンバレー放浪記:サンフランシスコ初日

シリコンバレー滞在一週間の旅が終わり、今帰りの飛行機で今回の旅を振り返りながらブログを書いています。本来であれば、シリコンバレーに行っている間に毎日ブログや写真を更新する予定でしたが、3月11日に発生した東北及び関東地方で発生した震災のこともあり、Twitterなどでの発言も控えました。今回の旅は初めての海外+シリコンバレーということと日本の震災のことで色んな意味で忘れられない旅となりました。帰ってからブログでまとめようと思っていましたが飛行機で時間もあるので、この一週間を振り返ってみたいと思います。


1日目(伊丹空港→成田空港→サンフランシスコ国際空港→サンフランシスコ)


◯初めての海外行きの飛行機

行きの飛行機は国内線で伊丹から成田まで飛び、成田からサンフランシスコという経路で行きました。関空から直で行くこともできるのですが、この便の方が早くサンフランシスコに着くのでこの便で予約したのですが、もし次の日の同じ便で予約していたら地震で成田空港が封鎖されていたので本当に一日早い便を取って良かったと今では思っています。
初めての海外で出国手続きも内心ドキドキだったのですが難なく済ませ、成田からユナイテッド航空に乗り込みました。ここでまず驚いたのが機内で渡されたナプキン。



表と裏にユナイテッド航空のFacebookアカウントとTwitterアカウントが書いてました。アメリカの会社はソーシャルメディアに積極的に取り組んでいるというのは聞いていましたが、航空会社もここまで積極的とは驚きました。

成田からサンフランシスコまでは約9時間ほどあるのですが、実際9時間一つの乗り物に載っていた経験がなかったのでどうなるかと思いましたが、機内でかなり役にたったのがiPadでした。本を読むにしても機内が暗いときはなかなか読めませんし、 iPhoneは充電がすぐに切れるので使えませんが、iPadの充電の持ちは本当に素晴らしいです。電子書籍もいくつか入れて行きましたし、ゲームもありますし、iTunesで映画を入れればいくつでも映画を見ることが出来ます。長い時間のフライトでiPadは必須ではないでしょうか。

◯サンフランシスコ国際空港へ到着、入国でいきなりつまずく

9時間のフライトを終えサンフランシスコ国際空港に着き驚いたのがiPhoneの電源をつけると勝手に電波の表示がAT&Tになり時間が現地の時間に切り替わりました。日本とサンフランシスコの時差16時間で時計を調整しないといけないと思っていたのですが、さすがiPhoneです。


空港に着き僕の気持ちはかなり高まっていました。「早く突き抜けるような青い空が見たい!」と入国の手続きに向かったのですが、その夢は儚くも消え去りました。そう、いきなり入国でつまずき別室に連れていかれたのです。w 入国時にアメリカに来た目的や宿泊先諸々を書くカードがあるのですが、1日目に泊まるサンフランシスコのホテルの住所と名前がわからず答えられなかったのが原因で別室に連れていかれました。そこでiPhoneを取り出しネットに繋げ、Gmailから予約先を見つけなんとか出られたのですが出るまで1時間くらいかかってしまいました。。。

◯いざサンフランシスコ市内へ、そして面接。

入国に思いの外時間を取られ僕は焦っていました。実はサンフランシスコに着いてすぐにインターンの面接があったのです。今回の旅の目的は二つあり、一つはシリコンバレーの企業を回り実際に働いている日本人の人に話しを聞くということ、もう一つは4月からのインターン先を決めることでした。実は以前もブログに書いた通り、ECstudioの山本社長にサンフランシスコのbtraxという会社を紹介してもらっており、初日に面接が入っていたのです。まさか入国でこんなに時間がかかるとは思っていなかったので、やばいやばいと思いながら現地で落ち合った仲間とタクシーに飛び乗りました。サンフランシスコ国際空港とサンフランシスコ市内は少し離れているので心配しましたが、タクシーで20分くらいでサンフランシスコ市内に着き面接に向かいました。

btraxは日本企業の海外進出やアメリカ企業の日本進出、ローカライズを手掛けているサンフランシスコの会社です。社長のブランドンさんは日本人とアメリカ人のハーフで18歳まで日本で生まれ育ち、そこから単身渡米し、大学在学時からフリーランスのデザイナーとして活躍し起業したすごい人です。たまたまECstudioの山本社長とブランドンさんが知り合いだったので僕が無理やり頼み込んで面接をセッティングしてもらいました。
なんとか面接時間に間に合い、btraxの社内に入ると出迎えてくれた人が日本人だったので少し安心しました。btraxは日本人スタッフとアメリカ人スタッフの数が半々くらいの会社なのです。事前にbtraxのWebコンテンツや新サービスの提案をしてくださいと言われていたので提案書を持って面接に臨みました。

今回の面接でインターンが決まらないと4月からシリコンバレーに来る意味がなくなってしまうので僕は必死でした。しかし賞味日本から20時間くらい寝てない中での面接だったのでろれつが回っていたかどうか怪しいですが、僕の考える案を必死にプレゼンしました。面接が終わり、ブランドンさんは「まあ、色々考えてもキリがないですし、やりましょうか4月から。」と即断で僕のインターンを決めてくれました。さすがアメリカの会社は決断が早い!btraxを出て、久しぶりに道端でYES!とガッツポーズが出ました。

◯サンフランシスコ市内を観光

無事に4月からのインターン先が決まり僕の心は晴れていましたが、サンフランシスコ市内はまさかの小雨が降っていました。アメリカのカリフォルニア州と言えば年中、雲がない青空が広がっているイメージでしたが初日のサンフランシスコは曇りどころか雨が降っていました。かなり残念な感じでしたがサンフランシスコ観光ができるのがその日くらいだったので仲間と落ち合った後、サンフランシスコ市内を観光して回りました。





サンフランシスコは本当に坂が多い街です。本当に坂の急さがハンパではなくちょっと気を抜いたらスーツケースごと転げ落ちるんではないかと思うほどで本当にこの坂の上り降りはきつかったです。チャイナタウンにも行きましたが、とくに何かを買うわけでもなく、もう日本からの長旅の疲れが溜まりすぎて、結局スタバでまったりしてしまいました。こっちはスタバの数が本当に多く、日本のコンビニ並にスタバがあります。やはり無料のWiFiがあるというのが本当に大きいです。今回の旅では初日以外もかなりスタバにお世話になりました。




◯サンフランシスコスタートアップのイベントに参加

ホテルにチェックインした後、朝に面接をしたbtraxのブランドンさんから連絡があり会社の近くでサンフランシスコのスタートアップのイベントがあるから来ないかという誘いがあり、行ってきました。サンフランシスコジャイアンツの球場の近くの飲み屋で中はかなり広く、至る所に大きなモニターが設置されていました。





スタートアップのイベントという事だったので何か自分のサービスのプレゼンがあるのかと思ったら、本当にただの立食風の飲み会でしたw
サンフランシスコは今ネット系のスタートアップがかなり集まっており、毎晩この手のイベントがどこかで開催されているみたいです。イベントが終わってホテルまでサンフランシスコを歩いて帰りましたが、本当に街並みがきれいで驚きました。




帰る途中にApple Storeを発見し、次の日発売のiPad2の準備を見ながら欲しいわーと思いながらホテルに帰りました。しかし、この時間に日本では大変なことが起こっていたんですね。TL上は地震関連の話題で持ちきりだったのですがホテルのWiFiの受信状況が悪く、何時間も寝ていなく疲れがピークだったので、この日はホテルですぐに寝てしまいました。

2日目に続く

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