2011年9月13日火曜日

グローバルに繋がるCo-working Space" THE HUB"を日本に


ブログに詳しくは書いていませんでしたが、僕の今回のサンフランシスコ滞在の大きなミッションはThe HubというCo-working Spaceを日本に持ってくるための交渉でした。

THE HUBとは
Hubはロンドン発祥のCo-working Spaceで世界中で展開しており、現在各国26ヶ所にHubがあります。もちろんSFにも Hub BayAreaがあります。そして、その数は今もどんどん増えており今後ロスアンゼルス、ワシントンDC、シアトル、ドバイ、オタワ、韓国のソウルなどがすでにできる予定になっています。Hubはメンバーシップ制をとっているのですが、一番の特徴がHubのメンバーであれば世界中のどこのHubでも利用することができる権利が与えられるという点です。グローバルに活躍するビジネスマンにとってはとてもメリットのあることです。

・どうしてHubか
Hubはbtraxでインターンをしているときに興味を持ったCo-working Spaceの一つでした。なんといっても一番の魅力は上に書いてある世界中のHubを利用出来るという点です。
僕はbtraxにいる間にdogpatchLabsやRocketspaceなどSFのCo-workingに衝撃を受けて日本でCo-working Spaceをやりたいなとは思っていたのですが、帰って来てみると日本でもCo-workingブームが起こっていました。でも、どれも何か自分の思い描いているものと違うなと思っていたのです。今日本の一番の課題はグローバル展開、グローバルに繋がるという部分です。HUBを日本に持ってくれば、ただ単にCo-workingをやるよりおもしろいだろうなと漠然に思いました。

そして、Hubの本社に資料を問い合わせたところ、世界中に沢山出来てきてて韓国のソウルにもできるのに日本の東京にできる予定もないのに唖然としました。ここでも日本は置いてけぼりをくらっているのか、、と。

なぜ東京という大きなマーケットが無視されているのか。。
これは誰かがやらにゃいかんぜお。という事でHub Tokyoを作ることを決心しました。

・Hubを作るには
Hubを東京に作るには結構なSTEPがあり、最初の大きな壁が「他の国のHubから推薦をもらう」ということでした。もうそれはHub SF(SOMA)からもらうしかないでしょう!ということで今回の渡米という具合になったのです。


・推薦をもらいにHub SF(SOMA)へ
そして、本日僕とブランドンさんとさとみの3人でHub SFに行ってきました。さとみはbtraxで一緒にインターンをしていたのがキッカケで今回の仕事を手伝ってもらっているのですが、彼女はTOEIC満点のバイリンガルなので今回のHubのアポ取りから僕の英語の通訳まで色々と手伝ってもらっています。いやほんと手伝ってもらいすぎw

ガラスに世界地図 シャレオツ

今回はラッキーな事にアメリカ全土のHubの立ち上げの責任者の人がたまたまサンフランシスコに来るということでその人に会いに行きました。怖そうな人が出てきたらどうしようと思っていたのですが、はじめて会った瞬間に優しい良い人という感じがにじみでてたのでちょっと安心しました。彼はMichaelといって、現在LAとワシントンのHubの立ち上げでアメリカ全土を跳び回っているということでした。ほんとにこのタイミングでSFに居てくれたのはラッキーでした。

Michaelと一緒にLunchに行き、いよいよ交渉開始。
・なぜ東京にHubが必要なのか
・東京にHubを作るメリットは何か
・Hub SFとどのようなコラボレーションの可能性があるか
など、英語が出来ない僕に変わって、ほとんどブランドンさんやさとみがしゃべってくれたのですが、僕もなんとか熱意だけは伝えようと3ヶ月間住んでた時に感じたサンフランシスコのCo-working Spaceの衝撃について拙い英語でしゃべりました。

結果、Cool!一緒にやろう!と固い握手を交わしてくれました!

ということでHub SFの推薦を貰えることになりました!!!

いやー良かった!ほとんどがブランドンさんとさとみのおかげの様なもんですが、なんとか一つ目の大きな壁は越えることができました。

特徴的なHubの机 各Hubに置いてあるっぽい
やっぱりkitchenは基本ですね
・Michaelの夢
MichaelとのLunchの中で一つ印象に残ったのが、彼の夢の話が非常に感動的でした。「今すごいスピードで各国にHubが作られていて来年には世界中に50のHubが出来ることになる。僕は2年後に世界中に何十にもなった各地域のHubを立ち上げた人達を呼んで、大きな机を囲んでみんなでDinnerをするのが夢なんだ。」
と言っていました。はい、その夢乗った!



ということで、GoodpatchのCo-working事業もやっとスタートラインに立ったという感じですね。もちろんこれから
・Hub Tokyoの場所
・スポンサー探し
・入居者を集める
という非常に難しい越えなければならない壁がありますが、
Hub Tokyoを「世界中の人々を繋げ、「よりよい世界」のためにエンタープライジングなアイディアを実現、コラボレーションをすることができるようなグローバルプラットフォームにする」
というビジョンに賛同してくれる同志は必ずいると信じています。

Hub Tokyoの立ち上げに興味のある方や不動産や投資家を紹介していただける方がいらっしゃいましたらtsuchiya[at]good-patch.comかTwitterFacebookでご連絡ください!




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