さてブログを書きますかね。
最近は非常に忙しくさせていただいております。
忙しさにかまけてブログを書くのをサボっておりました。
すいません。
弊社Goodpatchは東大大学院生4人が作っているGunosyというサービスにUIデザインで関わっているのですが、この1ヶ月で非常に多くの人に使ってもらっているようです。
その発端がこの記事からなんですが
600tweet、1000Likeを越え若干バズりGunosyの認知度が上がったようで、その後
Lifehackerや
ダイアモンド・オンライン
さらに刑務所収監中のホリエモンがメルマガで紹介するなどこの1ヶ月間はGunosyの話題が止まりません。
TVブロスにいたっては見出しが
「Gunosy」がマジ便利すぎて生きるのがつらい
www
関わってるサービスがこれだけ色んな所に取り上げられると素直にうれしいですね。
Gunosyはこの1ヶ月で会員は倍以上の1万5000人を越えました。
◯Gunosyチームとの出会い
さて僕とGunosyチームの出会いですが、実は1年3ヶ月前にGunosyチームメンバーの一人である関くんとシリコンバレーで出会ったところから始まります。関くんはシリコンバレーでGoogleやApple、Facebookなどのオフィスを一緒に回り旅をしたメンバーでした。このブログにも登場していますw。
僕はその後サンフランシスコでbtraxのインターンとして働き、関くんは東大の大学院に進学していました。そして去年、僕は帰って来てGoodpatchを立ち上げて数ヶ月後の10月くらいに関くんがFacebook上で友人とWebサービスを作りました。と投稿したのがGunosyでした。僕はその投稿からGunosyにすぐに会員登録し、早速バグを報告しました。おそらくGunosyリリース後の初めてのバグ報告は僕だと思います。w
サービスの内容を関くんから聞き、すぐにおもしろいサービスだと感じました。
個人の趣味嗜好を解析して、その人に興味のあるニュースをリコメンドする。ホンマに学生がそんなサービスできるのか?と思いましたが、関くんがとんでもなく天才だというのは知っていましたので、まあできるんだろうなと思いました。
しかし、一つだけ残念なことがありました。
リリース当時のGunosyは類似サービスのSummify(Twitterに買収)のUIを80%減くらいのクオリティーでパクったようなデザインでした。
リリース当時のGunosy |
それもそのはずGunosyチームの4人はデザインに関する興味が0でした。ロゴはなんとPowerPointで作ったというではありませんか。。
当時、僕も起業したてで仕事もあまりありませんでしたし、暇だったので関くんにうちの会社でUIやろうか?と言ったのがGunosyに関わるキッカケでした。
その後、数ヶ月掛けてアルゴリズムの改善とUIの改善をし5月の上旬にGunosyは全面リニューアルしました。
◯Gunosyに対するユーザーの反応
僕は最近Twitter上ではGunosy botと化しているのですが、僕がこのサービスに関わってとても驚いているのが、毎日Twitter上では誰かしらユーザーがGunosyに対するつぶやきをしており、さらにそのつぶやきはかなり好意的なツイートが多いです。
まあでもGunosyみたいな発想が新聞や雑誌を代替してゆく感じにはマジで期待したいよね。ホントに個々人の興味(潜在的なものも含めて)を解析したデータをもとに記事を抽出してくれるとしたら、記者さんやライターさんの生み出すコンテンツがかなりフェアに評価されることになるんじゃないかな。
— 上栫祐典(Yusuke Uwagaki)さん (@rectuswarky) 6月 22, 2012
油断して受け身になってると、超話題になってるニュースしか入ってこないんだけど、「興味あるけどちょっとしか話題になってない」ぐらいの見逃しがちな記事が見れるのでgunosyはそこがとてもいい
— 松本さん (@hurricanemixer) 6月 22, 2012
「Gunosy」ヤバい。かなりの精度で重箱の隅をつついて来やがる。ううむ...お勧め。 gunosy.com
— Hiroshi Kobayashiさん (@hiro_c5884) 6月 21, 2012
RSSリーダーでブログ記事見てて面白いと思った記事をRTしたんだけど、その後「Gunosy」使って本日の推薦記事見たらさっきRTした記事が推薦されてたwすごいしなんか怖いwww
— ホリベ“アメイジング”ヒロトさん (@hhiroto) 6月 21, 2012
今日のGunosyがピンポイント記事となぜか俺の好みのお酒に関するまとめがあったwwwちょっと怖いけど凄かった。
— よく寝る新井さん。さん (@ara25ara25) 6月 21, 2012
Gunosy有料でも使うのでサービス安定化のために有料化を検討してもいいのではないだろうか
— 松本 勇気さん (@y_matsuwitter) 6月 26, 2012
Gunosyは言わば、“自分仕様の”情報のセレクトショップ。僕はそう思ってます。
— toru0218さん (@toru0218) 6月 26, 2012
Gunosy使って一ヶ月になる。今日は荒木飛呂彦(ジョジョ)の記事が9件もまとまってて、ちゃんと僕のことわかろうとしてくれて、うれしい。gunosy.com
— 川田十夢さん (@cmrr_xxx) 7月 6, 2012
Gunosy(グノシー)に関するツイートまとめというような具合でこんなお褒めのツイートを見ていると関わっている僕も正直うれしい限りです。実際Goodpatchではサービスを開発して運営をしてはいないので、こういう形で関わっているサービスのユーザーの声を聞けるのはなかなかないですし、非常に勉強になる部分も多いです。
Gunosyのすごい所
Gunosyは本当に素晴らしいサービスです。僕も毎朝メールが届いて見てますが、なんでこのニュースを拾って来たんだ!?と驚く事も多いです。しかもGunosyは人工知能なので使えば使うほど学習するので、僕の興味の移り変わりに見事について来ています。
しかし、僕がこのGunosyというサービスで一番すごいと思っている所は
毎日1回Gunosyを見るという習慣をつくっている事です。
Gunosyの素晴らしさは、気づかない記事を見つけ出してくれるだけじゃなくて、毎日メールが届く度に『あぁもう一日経ったのか…』と、一日の短さを教えてくれる所にもあると思っている人は #俺だけじゃないはず
— oɔıɥǝloʇさん (@tolehico) 6月 29, 2012
このツイートを見るようにGunosyはユーザーの生活の一部となっています。これはすべてのサービスが目指す姿であり、これこそが本当に必要とされるサービスいや当たり前を創るサービスではないかなと思っています。それを若干20代前半の大学院生が作っているのだから、サービスを作るのに年齢はつくづく関係ないなと感じています。
なぜかGoodpatchも忙しいことに
この1ヶ月間、Gunosyがバズったお陰でそのUIをやった弊社Goodpatchもなぜか問い合わせがかなり多く入ってきておりまして、忙しくさせていただいております。弊社はUIをやっただけなので、サービスを実際にがんばって運営しているのはメンバーの福島くん、関くん、Coffee吉田、巣籠くんの4人なので、こんなに状況になってるのは申し訳ないのですが、まあうちもタダで手伝っているのでまあいいかなと。wGunosyというサービスには本当に感謝しています。
今後もiPhoneアプリを作るのでそのUIも弊社でやりますが、さらにGunosyは今後も楽しみなサービスです。
ただメンバーの4人は来年の春、大手の会社に就職してしまうのですが。。どうするのかな?
さてGoodpatchは現在UIデザイナー、デベロッパーを積極採用中です。
Gunosy様のお陰で非常にエキサイティングなお仕事の相談を多々いただいておりまして、全くリソースが足りない状況です。最近流行りのスタートアップとはまた違う会社ですが、弊社のようなUIを専門にやっている会社に興味のある方がございましたらぜひコンタクトいただけるとうれしいです!一緒に働きましょう!
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