2011年5月18日水曜日
サンフランシスコ生活も半分が過ぎました
サンフランシスコでの生活も早いもので、半分が過ぎてしまいました。まー未だにアメリカで働いている自分自身が信じられなくなることもあります。朝出勤するときにダウンタウンを歩いていると「あーアメリカで働いてるんだオレー」って感じで。1年前はアメリカにいるなんてこれっっっぽっちも考えていなかったのに、人間一年先はどうなっているかホントわかりませんよね。
傍から見たらサンフランシスコで働いてるなんてすごい!とか結構華やかに見える部分もあるのかもしれませんが、まあ実際のところはこっちに来て仕事面ボコボコだったりワケですよ。英語もちゃんとしゃべれてないし、そのせいで細かいところまでしっかりとデザイナーに伝えることが出来ずに、余計に時間がかかったりと日本では当たり前に出来てることもできなかったり。日本ではそれなりに仕事もしてきて前の会社でも知識面、スキルは社内では誰にも負けないと思ってたわけですが、まあサンフランシスコに来てからそんなことも知らないのかと言われる毎日です。
たしかにbtraxは前に働いてた会社とは同じWeb制作会社とはいえ仕事の進め方、スピード何から何まで違います。まあどれだけ狭い世界に住んでいたのかと思い知らされますね。だからこそ、学べる所も多いわけですが。
しかし、サンフランシスコに来てから出会う人がすごい人ばかりで本当に驚きます。今、btraxでJapanNightというイベントの企画・運営を担当しているのですが、それがキッカケでこっちで活躍しているVCの方、数人からお話が聞けたり、色んなベンチャーの人とやりとり出来たりと日本では絶対に出会えない人にサンフランシスコにいるおかげで普通に出会えます。シリコンバレーのVCの方に直接お話聞けるなんて、日本のしかも大阪の制作会社にいたときは考えられない経験をさせてもらってます。
大前研一さんが「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。」と言っていましたが、住む場所を変えるだけで出会う人がこんなに劇的に変わるだなんて。
まあでもサンフランシスコという土地の勢いがすごいというのは働いてて感じますね。サンフランシスコ市内にはインキュベーション施設が次々とできてますし、スタートアップもポコポコできてますし、最近TechCrunchなどのメディアに載るWeb系スタートアップはサンフランシスコでやってる所が多いです。
btraxも問い合わせのメールは毎日のようにありますし、コンタクトしてくる企業が「え!マジ!」と驚くような所だったり、とにかくサンフランシスコという場所がとにかくアツイというのを感じます。そういう場所にこのタイミングでいるというだけでも良い経験です。
とりあえず、あと1ヶ月半ですがとにかく日本では経験出来ないことを一つでも多く経験して帰りたいと思います。
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