2011年3月14日月曜日

シリコンバレーにいて僕らにできること


10日にサンフランシスコに来た直後、日本で大きな悲劇が起きました。

アメリカで大地震のニュースを知り驚いたのですが、日本は地震にはかなり備えてきているし大丈夫だろうと最初はどこか楽観的に考えている部分もあったのですが、ニュースを見るたびに被害が大きくなっていき過去に類を見ないほどの規模になっていき、シリコンバレーで呑気に企業訪問をしている場合ではないのではないかと思うくらい、CNNで流れる地震のニュースと津波の映像は凄まじいものでした。

僕の故郷の長野でも震度6強の地震があり、幸い家族は無事でしたが本当にニュースを聞いたときは心臓が締め付けられる思いでした。


こういう時になぜか自分が日本にいないというのは本当に不思議な感覚で、ただただインターネットでニュースとTwitterのTLを追っていました。アメリカにいる僕らには募金サイトで募金をすることぐらいしかできないと思っていたのですが、こっちで一緒に行動をしている慶応の@KyosukeNakajimaくんが突然「僕らでも何かできませんかね?」と言ってきました。

全くアイデアはありませんでしたが、とりあえず何かやろうかということになり、とにかく短時間で今アメリカでもできることで、何か募金に誘導できるようなコンテンツを作ろう!ということになりました。

そこで、友人の@himotonが以前デジハリで作ったワールドカップ応援フラッグメーカーというコンテンツを利用して、「Pray For Japan」のTwitterアイコンを作るというアイデアとせっかくアメリカにいるので海外の人に向けて募金に誘導するようにしようということで英語のコンテンツにすることが決まり、そこから海外から遠隔で@himotonとこっちで一緒に行動している@sugure_inc@KyosukeNakajima@Y_sekkyと打ち合わせをしながら、サイトを作りました。





画像に「Pray For Japan」の文字を入れて加工できる簡単なWebサービスです。とにかく時間がなく、元からあるシステムを利用しただけなのでflashを使っているのでiPhoneで見れないとかAPIを使ってないので自動でTwitterのアイコンが取れないというような問題はありますが、今海外にいてできる精一杯のことをやったつもりです。@himotonには突然の無茶なお願いで対応してもらって感謝しています。

日本でも募金サイトや同じようなサイトはどんどん立ち上がっていますが、だから自分たちは何もやらなくていいという事ではなく、少しでもこのサイト経由で海外の人がPayPalやその他の募金サイトでDONATEをしてくれればいいと思っています。


今後も何かできることがあれば積極的にやっていきます。悲観的になってもしょうがない。今僕らにできるのは、被災地の人達のために多くの募金を集めることだと思っています。より多くの海外の方がDONATEしてくれるのを願っています。



※もしこのサイトを見て技術面の改善(TwitterAPIでアイコン取ってくるとか)にご協力いただける方がいらっしゃいましたらコンタクトいただけるとうれしいです。m(__)m

0 件のコメント:

コメントを投稿

Facebookページ